M&Aに慣れている買い手が気をつけなければならないこと

『会社を売る』そんな経験は人生に一度あるかないか、だと思います。 
一方で、『会社を買う』という経験は繰り返す方が多いです。
 
初めての体験の売り手と、何度も買収を繰り返している買い手の間には、ギャップが生じてしまいます。当記事では、よく起こるギャップと、その解消方法について紹介していきたいと思います。

 

〜目次〜

1.不安でいっぱいの売り手

2.怠慢な対応をする買い手M&A担当者

3.フォローすべきは買い手オーナー

 


 

1.不安でいっぱいの売り手

売り手の場合、ほとんどの方が『会社を売る』という初めての体験です。それ故、常に不安がつきまといます。

・契約したは良いけど、従業員には何て伝えよう?
・取引先の引き継ぎはどう進めていったら良いの?
・買い手のスタッフの方はどんな方だろう?

などなど、疑問が尽きないのが一般的です。

 

 

2.怠慢な対応をする買い手M&A担当者

一方で、買い手の場合はM&Aに慣れているケースが多いです。場合によっては代表者以外にもM&Aの専任担当者がいて、実務的なやりとりはその方が担当したりします。具体的には管理職の方だったり、行政手続きなどを担当するお抱えの顧問◯◯士(行政書士さんだったり司法書士さんだったり)さんがいたり、でしょうか。

すると、「社長...またM&Aしたのか...新しい仕事増えて面倒そうだな...」そう考えてしまう担当者の方もいるのです。そんな考えのもと、各種引き継ぎ手続きを進めると、売り手さんの不安を助長させてしまうことになるのです。

 

 

3.フォローすべきは買い手オーナー

不安でいっぱいの売り手オーナー、やらされ仕事感の出てしまっている買い手担当者、このペアが発生してしまうと注意が必要です。

売り手オーナーは心配で細かいことまで確認したくなりますし、一方で買い手担当者は面倒なやり取りがどんどん増えモチベーションは下がる一方、そんな状態に陥ってしまう可能性があるのです。

こんな時、フォローをするとすればどのように進めたら良いのでしょうか?必要なのは、買い手オーナーのフォローだと思います。契約後の引き継ぎ、手続きなど全てを担当者任せにするのではなく、時折確認を入れる、売り手オーナーとのコミュニケーションを図る、などの対応が求められると思います。

とは言え、忙しくて難しい、そんな場合には買い手サイドのM&Aアドバイザーがフォローに入るのも良いでしょう。いずれにせよ、買い手サイドの案件の主担当の方がフォローする必要があるのです。

 

 


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