繁盛店を売却!?利益が出ている事業でもM&Aで売却する理由とは

「会社や事業を売却する」と聞くと、赤字だからやめるんだろう、そう思う方が多いのではないでしょうか?ところが実際は、全てがそうとは限りません。一見、繁盛していて利益がたくさん出ているにも関わらず、会社を手放してしまうオーナーも少なくありません。
 
当記事では、オーナーが会社を売る意外な理由をいくつか紹介していきたいと思います。

 


〜目次〜

1.エリアの選択と集中による売却

2.事業の選択と集中による売却


 

1.エリアの選択と集中による売却

これは物理的な問題によるものです。例えば、茨城県内で10店舗の焼肉店を経営しているオーナーがいたとします。

ある日、そんなオーナーが神奈川県で11店舗目をオープンしました。オープン後も順調にお客さんが増え、利益も確保できるようになります。

ところが、自分の目で週に1回はお店をチェックしたいオーナーは、茨城県から神奈川県まで毎週通うのが面倒になっていきます。そして、物理的にも体力的にも限界が来て、利益が出ている繁盛店にも関わらず、神奈川県の店舗を売却し、茨城県内の10店舗に全集中する決断をするのです。

 

2.事業の選択と集中による売却

このケースも非常に多いです。あるあるなのは、建設業者などが異業種参入として飲食店をオープンするケースです。

本業である建設業は利益率が非常に高く、資金も潤沢にあるとします。職人さんやお酒が好きなオーナーは自分のお店を持ちたくなる傾向が強いため、結構なお金をかけて飲食店をオープンするのです。

切羽詰まった運営形態ではないため、価格設定も非常にリーズナブルで、良いものを提供するため消費者からは人気の店舗となることが多いです。

しかし、いずれあることに気がついてしまいます。これだけ忙しくしているのに利益これだけなのか、と。本業である建設業では、同じくらい忙しくしていたら何千万円と利益が出るものの、飲食店では数十万円の利益に留まってしまう、などのケースです。

そういう経験をすると、時間と労力を要する利益率の低い業態を手放し、利益率の高い本業に集中する選択を取るのです。

 

いかがでしたでしょうか?
皆様の身の回りでも、上記のような悩みを抱えているオーナー様がいらっしゃいませんか?


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